Shimagocoro Lemon Relay
レモンから生まれる島ごころ
そもそも洋菓子店は工業製品でいうと「組立工場」。
砂糖や小麦粉、ジャムなど使いやすい形になった材料を使ってお菓子という最終製品に仕上げることは、様々な部品を使って自動車を組み立てることに似ています。
島ごころが取り組んでいるのはレモンという素材をイチから加工することで、ただの組立工場で終わらない特徴あるお菓子やその他の商品を作り上げることです。
それはまるで超高性能なロケットを作るためには超高性能なバルブが必要で、そのバルブを作りながら、最終製品であるロケットまで仕上げるようなものです。
そのバルブが自動車や飛行機にも転用でき、様々な産業発展の基盤となっていくのと同様に島ごころのレモン加工方法によって出来上がった商品が(例えばレモン果汁が他の料理やお菓子に使われていくことで)新しいレモン商品の市場を生み出していきます。
そんな社会的な広がりを目指して島ごころは今日もコツコツとレモンを切っています。
① レモンカット
この工程が全ての原点。
ここでレモンの傷みやキズを手作業で全て取り除きます。
この工程の品質の高さが全てのレモン商品の品質の高さにつながります。
② レモン果皮
レモンの白い部分までを切り取った果皮のレモンケーキ。
仕上がった時の深みのある味わいはレモン果皮の香りと苦みのバランスによって表現しています。
③ ④蒸留・レモンウォーター
レモンジャムを作る工程ではアクを取り除くためにレモン果皮を茹でます。その時に出てくる湯気がとても良い香り。
その湯気を冷まして蒸留すると香りの素であるレモンオイル(精油)と香りの成分が溶け込んだ水(フローラルウォーター)が取れます。
【写真】上部:レモンオイル 下部:フローラルウォーター
⑤ レモン果肉
レモンの苦みの素である果皮の白い部分まで綺麗に手作業でカットした状態。
一般販売されているレモン果汁は果皮ごと潰して搾汁するため皮の苦味成分や油分が混入してしまいます。
苦味成分がとても多いのが通常販売されているレモン果汁です。
⑥ 果汁搾り
手作業で果肉部分のみを絞っているため純粋なレモン果汁が得られます。
透明感のある果汁は島ごころならではの品質の高さを証明しています。
Limited Items
本店限定商品
瀬戸田レモンゼリー 島ごころ
香りが溶けこんだフローラルウォーターを使ったレモンゼリーは酸っぱくないのにお口の中でフレッシュレモンが広がります。通常レモンゼリーを作ろうとすると果汁の酸によってゼリーが固まらないため酸味を無くす必要があります。しかし、そうするとレモン感が薄れてしまいます。香りを加えようと香料を加えると加熱することで香り成分は飛んでいってしまいます。
このレモンゼリーは香りが元々溶けこんだ水を使っているので加熱しても香りが飛びにくく、果汁を使っていないので酸によって固まらないという課題も自然にクリアしています。
そこに香り高いハチミツを加えることで今までに味わったことがない香り高い高貴な味わいです。
瀬戸田レモンオイル 島ごころ
島ごころレモンオイルはあくまでもレモンジャムを作ることが目的の中で摂れる副産物。通常流通しているレモンオイルは多くの精製を目的としているため2~3時間煮つめて香りと取っています。
レモンジャムを作る工程途中の香りなので加熱時間は約1時間。出始めの香りだけを摂っているので雑味の少ないスッキリとした香りです。こんな贅沢な摂り方をしたレモンオイルはなかなかなく、食品メーカーならではのレモンオイルです。
【使い方】
・ハンカチ・ティッシュペーパーに精油を1~2滴落とし香りを楽しみます
・熱いお湯と共にオイルウォーマーなどで芳香浴をお楽しみ頂けます
※原液ですので皮膚に直接しけないようにお願いします
瀬戸田レモン果汁 島ごころ
手搾りすることで果肉内の種を潰さずに搾汁することができます。
通常レモン果汁は機械で搾ると種が潰れて種の苦味成分が果汁に混入してしまいます。
レモン果汁島ごころは苦味成分がほとんど混入していない品質ストレート果汁です。
【利用方法】
・今流行のデトックスウォーターに
・焼酎orウィスキー+炭酸水でレモンハイ・ハイボールに
・オリジナルのイタリアンドレッシングに
瀬戸田レモンラスク 島ごころ
形が悪い、小さい、レモンケーキとしては製品にならなかったものをラスクにして提供しています。
島ごころのレモンラスクはその切り方に特徴があります。
通常フランスパンなどをラスクにしていくと必ず端ができ、永遠に廃棄部分はなくなりません。
このレモンラスクはレモンケーキを「くし切り」することで廃棄部分が全く出ない切り方です。熱も均一に入っていきます。
この切り方は意匠登録1512238に登録されており弊社にしか出来ない形状です。
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